■KAT
OPEN:17:00-23:00 / DOOR: ¥1000
DJ:
outlines label showcase : Paide + Janka (from POLAND)
Nooni Nobu (Electriik Urei / CPCD)
Eurica(Tread)
Yukitomo Hamasaki (LOWW / mAtter)
ポーランドよりダブを基調としたアプローチで精力的に活動するoutlinesレーベルからPaideとJankaが登場。 青山ZEROをベースにDUB Technoを展開するCPCDからNooni Nobu,Tread Recordsからのリリースも記憶に新しいEurica,ヨーロッパではいち早くsound artとDubの融合と認識され、今回の招聘にも尽力したmAtterレーベルからYukitomo Hamasakiが登場。
ジャマイカを出発点としてDUBはHIPHOP同様に、その様式美は世界中を席巻した。 イギリス、ドイツ、そしてここ日本でも。70年代後半からそのフォーマットは何度も更新され、 今やフィルハーモニーなどでも時折垣間見ることが出来る。 今回ツアーを行うoutlinesレーベルのPaideとは、2000年初頭にポーランドでの滞在中のほとんどの時間を過ごした。彼のプライベート・スタジオからは世界中のDJミックスがオンデマンドされ、彼はまた各国のインディペンデント・シーンをサポートし続けたのだ。夜になると彼の友人とまさにベッドルームにて、煙たい部屋の中でたくさんの音楽を紹介し続けた。そこには、Massive Attackなどのブリストルシーンから、クリック&カッツのようなミニマルな音楽が重低音と共に毎晩のように流れていたと記憶する。ある晩、ブラツワフのクラブでライブだった私は、パフォーマンスを終え広場に出ると、昼間は美しい空間だったその場所は、酒瓶の破片だらけに驚いた。美術やデザインの面で歴史的も多大な影響力を与えてきたこの国も、歴史的な文脈から見ればフラストレーションを打開する為に、文化的な方法で対抗してきたことがわかる。 Paideは我々が過ごした時間から程なくして、フットワークのレーベルを開始し、世界のフットワーク・シーンでも重要な役割を担ってきたが、今回日本の重要レーベルであるUndefined主宰レーベルNewdubhallからもリリースされたことが記憶に新しい、Jankaとともに”DUB”を再解釈し、outlinesレーベルとして、この東京で提示する。青山ZEROにて、深海系DUBをグラスルーツ的に開催しているNooni Nobuと引合せること、そして化学反応を期待すること、それが私がこれまでレーベルを続けてこれた経験に基づいた作法である(共有し、互いが変容し、次の形式を見つけること)。 有名か無名かは関係ない。この日に青山ZEROで放たれる音は、クラブの外へと影響するだろう。どこかで誰かが争っている時、愛し合ってる時、我々もまた音でのその世界を共有する。そして、すべての人の一晩であるように、あなたもこの夜を作る一員として参加してください。
Yukitomo Hamasaki(LOWW / mAtter)